東京銀座の百貨店「銀座三越」のレストラン街にある
天ぷらの老舗「銀座 天一銀座三越レストラン店」で
漂白剤入りの水を誤って客に提供するトラブルがあり
店員の対応が悪すぎると炎上しています。
漂白剤入りの水を提供され、
飲んでしまった女性に対して
店長や店員は適切な対応を取らず、
その水を下げて証拠隠滅を図ろうとしたというのです。
一体、何があったのでしょうか。
店員や店長についても調査しました。
【画像】銀座天一で漂白剤の水を提供する食中毒事故

食中毒が起きたのは、
8月31日の夕方
で、場所は、
銀座 天一銀座三越レストラン店
です。

銀座 天一銀座三越レストラン店
東京都中央区銀座4-6-16 三越銀座店12F
経営コンサルタントの男性とその妻が、
席を予約し、午後6時ごろに来店。
2人はカウンター席に案内され、
喉が渇いていたため妻が、
氷なしの水を頼んだそうです。
しかし、すぐには届かず、ドリンクも注文した後で、
ようやく女性店員が、
水1杯とウーロン茶2杯を持って来ました。
この水に漂白剤が入っていたというのです。

これだけでも十分問題ですが、
炎上している理由は、その後の店側の対応にあります。
この水を一気に飲んだところ、異臭に気づき、
カウンターの中の料理人(男性店長)に
『これ、おかしいです!』
と叫んだにもかかわらず、何も反応しなかったと言います。
水を持ってきた女性店員にも再度
『おかしいです』と言ったのに、
女性店員も反応しなかったそうです。
夫婦が水の異常を確認していると
女性店員が、無言でコップを持ち去り、
厨房へ向かい、水を流し場に捨てようとしたそうです。
妻の女性は、
喉の痛みを感じ始めていて、
コップの水を廃棄し証拠隠滅されると考え、
コップを奪い返しました。

その後、対応しない店員に痺れを切らし、
110番通報しますが、喉の痛みが激しくなり、
夫に携帯電話を預け、
指を口に突っ込んで吐こうとしました。
すると今度は別の女性店員から、
『ここでやると迷惑なので、トイレに移ってください』
と言われたといいます。
「妻はそれどころではありませんでした。
引用:FLASH
また、このやり取りを見ていたカウンターの料理人も、さも迷惑そうな顔で見ていたのです」
(コンサルタントの男性)
その後、
妻はカウンターにうつ伏せになって苦しむようになり、
店側がテーブルポットの水をコップに入れて来て、
ノドをすすぐように促し始めます。
「私が、『この水はどこの水を注いだのか?』と男性店員に聞くと、
引用:フラッシュ
『このテーブルポットの水を注ぎました』と答えましたが、
テーブルポットには氷が入っていて水は冷たく、無臭。
妻が飲んだのは常温の水で、明らかに嘘でした」

男性が厨房に向かうと、
洗い場の脇にステンレス製のピッチャーが置かれていて、
フタを開けて臭うと強烈な刺激臭がしたといいます。
女性店員を問い詰めると、
このピッチャーの水を入れたことを認めたということです。
漂白剤入りの水を出した原因は、
女性店員が容器を間違えた
ためでした。
それをわかっていたのか否かは不明ですが、
ネットでは、
証拠隠滅を図ろうとしたのではないかと炎上しています。
女性は、病院に搬送されました。
医師の診断によると、
「漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムの誤飲による急性中毒であり、腐食性食道炎や食道穿孔の危険があり、集中治療のうえ、経過観察のために3日~5日の入院を要する」
とのことです。
なぜ漂白剤入りの水を提供した?

女性店員はそもそもなぜ
漂白剤入りの水を誤って提供してしまったのでしょうか。
天一銀座三越店では、
ステンレス製ピッチャーに天つゆを入れているそうで、
洗浄する際には、
業務用漂白剤を水で薄めて漂白していました。
女性店員は、
この漂白中のピッチャーを飲料用の水と間違え、
コップに注いでしまったといいます。
「しかし、ステンレス製ピッチャーは全面がステンレス製で、1.79リットル入り。テーブルポットは、胴部はステンレス製ですが、上部と取っ手が黒のプラスチックで、0・5リットル入り。この2つは、形状も大きさも明らかに異なるので、おいそれと間違えるとは思えないのです」(男性)
引用:FLASH
夫婦の怒りはこれだけではおさまりませんでした。
なんと、店は翌日も普通に営業していたというのです。

「これほどの重過失を起こしたのに、天一は翌日も営業していました。『営業は構わない』と警察に言われたとのことですが、中央区の保健所に報告したのは、3日後の9月3日だったのです。私たちは天一の対応を許すことはできず、築地警察署に業務上重過失傷害等で被害届を出しました」
その後、
店は、
を科されました。

運営会社である株式会社天一の矢吹友一社長は、
謝罪するとともに、
間違えた理由は、
ピッチャーの形状が似ていたためと説明。
今後は、置き場所を固定するなどの
再発防止を図っていくとコメントしています。
続けて、
「店員の言動等につきましては、警察の捜査に全面協力しているところで、回答は差し控えさせてください。
銀座三越店は保健所の許可を得て、9月13日11時から営業を再開しました」
と話しています。
銀座天一の店長の名前や顔画像は?

銀座天一の店長の名前や顔画像は公表されていません。
被害者の夫の話では、
男性の料理人
だったとのことです。
カウンターにいたということで、
店長であり、板前でもあったようですね。


社員の可能性が高いですが、
特定は難しそうです。
漂白剤の水を提供した女性店員は誰?

漂白剤入りの水を提供した女性店員についても
名前などは公表されていません。
アルバイトだったのかパートや社員さんだったのか
わかりませんが、
天つゆピッチャーと
飲料水用のピッチャーを間違えるという
初歩的なミスをしていることから
まだ新人だったのではないでしょうか
ベテランであれば、
こうしたトラブルの際の対応ももっと
柔軟な対応ができると思います。

高級なお店での出来事なだけに
残念です。
安全な食の提供を
客としては期待していますよね。
被害にあった女性の1日も早い回復を祈っています。