久留米市で
中央分離帯に無許可でバナナを植えたという男性が話題となっています。
久留米市は、
男性にバナナの伐採作業を要求していますが、
その要求に応じる姿勢は見せていません。
男性は、
なぜそんなところにバナナを植えたのでしょうか。
バナナを植えた男性はテレビのインタビューにも顔出しで答えています。
男性の顔画像や名前、植えた理由をお伝えします。
【久留米】無許可バナナが問題!場所はどこ?
中央分離帯に無許可で栽培されている
常夏の果実「バナナ」があるのは、
福岡・久留米市櫛原町の市道
です。
櫛原バイパス通りの片側2車線の中央分離帯のところに
バナナの木が3本あるのがわかりますね。
Googleマップで見るとまだ背は低いですが、
久留米市役所に近い道路に
高さ3メートルほどあるバナナ3株。

かなり異様な光景ですね。
ということで、バナナの場所は、
福岡県・久留米市櫛原町 市役所の近く櫛原バイパス通り市道の中央分離帯
になります。
バナナを植えたのは誰?男の名前や顔画像は?

バナナを植えた男性は
テレビのインタビューに答えています。

男性のプロフィールはこちら。
名前:江頭聡さん
年齢:51歳
住所:久留米市在住
職業:自営業
バナナを植えた理由は環境美化?

なぜ、江頭さんは、
無許可でバナナを植えたのでしょうか。
この櫛原バイパス通りの車が行き交う中央分離帯は、
信号待ちの際にジュースの缶やペットボトル、
たばこのポイ捨てなどゴミを捨てる人が
多くとても汚かったといいます。
腰を曲げたおじいちゃんや、おばあちゃんがよく雑草を取ったり、
ゴミを拾いに来てくれるのですが、
とてもきつそうだったのでバナナを植えたら
そのおじいちゃん、おばあちゃんがラクになると思ったようですよ!
それで、バナナを植えて、バナナ果樹園にし、
緑を増やせば街の美化にもつながると思ったそうで、
2年ほど前に知人からモンキーバナナの株を分けてもらい、
植えたそうです。

江頭さんは、
定期的に枝切りをしたり水を上げるなど、
手入れをしています。
勝手にバナナを植えたのは、
緑地化のためだったようですね!
優しい心の持ち主であることは間違いないようですが
無許可でというところが今回は問題になったようです。
当然市は、伐採を要求しています。
理由としては、
・葉が大きくなり、道路にはみ出し視認性が悪くなった
・見物人が道路を渡って写真を撮り危険
と、いうことが挙げられます。

実際、江頭さんもバナナの水やりのために
道路を横断していますのでかなり危険ですよね。

何かあってからでは遅いと、
市は伐採を求めていますが、
江頭さんとしてはバナナが完熟して食べられるようになるのを
見届けて欲しいと思っているそうです。
無許可バナナに罰則はある?

法律家によると、
中央分離帯に無許可でバナナを栽培する行為は、
道路法違反の可能性
があると言います。
懲役1年以下または50万円以下の罰金を科される
可能性があるそうです。
市民の反応は好意的?

一方で地元の人には親しまれています。
近くに住む70代女性は
「実の鮮やかな紫が綺麗なので、切らないでほしい」
と話していると言います。
久留米市民:なんかね、かわいいじゃないですか。
散歩が楽しみになります
引用:yahoo!ニュース
バナナを植えたことを
快く受け止めている市民もいるようですが、
反対の声もあがっているようです。
福岡市動植物園 職員:バナナは木ではなく草なんです。
台風や風の強い日は、折れやすいので倒れる可能性があります。
街路樹としては余ろむかないのかなと思います。
引用:yahoo!ニュース
専門的な意見からすると
やはり危険ということですね。
また、
久留米市長の原口新五市長は、定例記者会見で
「本来は望ましい事ではないので、話し合いをしていきたい」
と述べ、植えた男と市側で
解決に向けた話し合いを続ける考えであることを示しました。
実際、今年8月ごろ、
「バナナの葉が車道に伸びて危ない」
といった苦情が入り、通行の支障になる恐れがあるため、
市の担当者が道路にはみ出したバナナの葉を切りました。
どこかに移植するとなると、
大がかりな作業になる可能性があるので
市は植えた男に伐採及び撤去を求めています。
残念ですが、今回は伐採する道しかなさそうです。
それでも、環境のためにという男性や市民の思いは
受け継いでいってほしいですね。